ニートが働くことのメリット・デメリットを考える
どうも、
そると(@nohomoto1)です。
私は一年以上ニートしていましたが、
短期バイトを経て現在とある会社で契約社員として働いています。
そんな私が実際に働いてみて感じた
「ニートが働くことのメリット・デメリット」をざっと挙げてみたいと思います。
まずはメリットから。
メリット①社会性が取り戻される
働くことで得られる一番大きいメリットがこれだと思います。
一年以上ニート生活をしてみて感じたのは、
「どこに行くのにもわけのわからない不安に襲われる」
ということでした。
常にビクビクしていて、酷い時には近所のコンビニに行くのさえ挙動不審になる始末でしたからね。
この原因は
「自分がどこにも所属していない、社会的活動をしていない」
という自責の念から来るんじゃないかな、、と感じます。
(まぁ、ニートだから社会に参加していないとは思わないですけどね。)
大学生の夏休みは「学生」という肩書があってこそ成り立つもの・・だと痛感しました。
働くことによって、「自分は社会と繋がっているんだ」という
安心感は得ることができ、結果的にどこに行っても挙動不審になってしまうようなことは減るのではないかと思います。
メリット②体力・粘り強さもつく
仕事はニート生活のような自由は無いですが、その分「耐える力」がつきます。
ニートの頃は「一日一個しか行動できない!」
くらいには体力が無かったですが、
仕事を始めてからは不思議と行動力が上がって、一日に色々な事をできるようになりました。
人間は完全な自由より、どこかで何かに縛られていた方がかえって幸福。
みたいな部分もあるのも事実。
仕事をすることで、自然と行動力は上がっていきますね。
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メリット③お金が入ってくる
とはいえ、やはりコレは大きいですよね。
お金が入れば好きなモノも買えるし、生活に安心感が生まれます。
あんまり拝金主義にはなりたくないんですが、これは事実です。
仕事を通じて何を得られるか?も重要ですが、
先立つお金はいくらあっても困りませんね。
ではデメリットも挙げてみます。
デメリット①最初が荒療治
私は一年以上ニートしてからバイトを始めましたが、
最初はとにかく辛かったです・・。
ずっと働いてなかったので、働く感覚を忘れてしまっていて
一日立ってるのでやっとでした。
しかし、ここを乗り越えれば徐々に体が「働く」ことに適正化されていくのを感じ、
次第に楽になっていきました。
長いニート期間を経て社会復帰するという方は、是非最初だけ踏ん張ってみてください!
必ず楽になるはずですから。
デメリット②自分の時間が一気になくなる
これはニートに限らず、労働者全般の悩みですよねぇ・・
一日の大半を仕事に充てることになるわけで、当然自分の好きな事をする時間はぐっと減ります。
ニート生活は辛い事も多かったですが、「最強の時間持ち」を活かして
好きな事をしまくってそれはそれで充実してました。
その時を考えると、今は自分の好きな事だけを考えている余裕は本当に減ったなぁ・・
と感じます。
仕事から帰るとヘトヘトでもう何もできない・・という日もありますからね。。
やはり好きな事に没頭するなら、「ニート的生活」が一番理想なんじゃないかと思う今日この頃。
完全なニートは叶わなくとも、限りなく労働時間を削減して好きな事に充てる時間を増すというのは一つの道としてアリなんじゃないかと思えてきました。
まとめ
今回はニートが働くことのメリット・デメリットを挙げてみました。
一長一短ではありますが、ニートが労働から得られるモノは非常に大きいのではないか
と思います
ですが、一番大事なのは「まずは自分ができそうな仕事をやる」
ということ。
社会能力が下がっている状態で難しい仕事をいきなり引き受けても、
処理できずに病んでしまうことにもなりかねません。
最初のハードルをぐっと下げましょう!
なんとか仕事をこなせるようならば続けて、
本当に辛くなったらさっさと逃げればいいんです。
その繰り返しでも、上記したメリットは確実に蓄積されていくわけですからね。
仕事はしなくてもいいし、してもいいんです。
いい加減ニートに飽きたら、試しに働いてみてもいいのでは?
お互い、頑張っていきましょう!!